創業者メッセージ

滝 久雄(Hisao Taki)
1940年2月3日生
主な役職
株式会社ぐるなび 取締役会長・創業者
株式会社NKB 取締役会長 創業者
公益財団法人日本交通文化協会 理事長
公益財団法人日本ペア碁協会 名誉会長・創設者
受賞歴
2010年 第10回 ポーター賞
2018年 紺綬褒章
2018年 第53回 吉田秀雄賞
2020年 令和2年度 文化功労者
NKBは、日本の鉄道駅を「出会いのメディア」と捉え、駅構内メディアの近代化や情報サービスを通じて、人と社会をつなぐ新しい駅の価値創造に挑戦しています。
日本の近代は、常に鉄道駅とともに発展してきました。質・量ともに世界一を誇る現代日本の鉄道インフラ。とくに大都市圏では50km圏内に延べ2000kmの鉄道が敷かれ、1000もの駅がそこに集結しています。首都圏の鉄道利用者は1日平均4500万人を数え、それらの人々が1日2回は必ず駅に足を運んでいるのです。さまざまな人々が行きかい、新しい時代の鼓動や文化が出会う空間。車が主体のため、その大半がトランスポートの通過点でしかない欧米の駅とは異なる「出会いのメディア」としての駅が、そこにあります。コミュニケーションやインフォメーションの拠点として、地域の重要なキーステーションとして、現代社会に深く根を下ろした日本の鉄道駅。そこに潜在する経済的効果や限りないポテンシャリティを、いかに掘り起こし、最大限に活かすことができるか。NKBはこうした観点から、首都圏の鉄道駅を舞台とする付加価値事業にいち早く取り組んできました。駅構内メディアの徹底した近代化、コンピュータを利用した情報サービス、インターネットによるオリジナルな情報交流。さらに駅を中心とした公共空間のコミュニティ化、芸術・文化の振興と育英という様々な側面から、人と時代と文化を結ぶ新しい駅の在り方を追求しています。日本の鉄道駅を巨大なマスメディアとして捉え、駅を中核とした交通広告の近代的転換に挑戦する。創設時に掲げられた基本方針をもとに、NKBは今日も新たなチャレンジを展開しています。
取締役会長 創業者 滝 久雄
社長メッセージ

外谷 敬之(Takayuki Toya)
1959年4月17日生
経歴
1986年 株式会社NKB入社
2015年 株式会社NKB 代表取締役社長就任
2019年 株式会社NKBY’s 代表取締役社長就任
2021年 株式会社レッツエンジョイ東京 取締役
2023年 恩可比文創廣告股份有限公司(NKB台湾) 董事長
2024年 株式会社NKBオンライン 取締役
「街をメディアに、人に新しい体験を」という理念のもと、OOHとデジタルの融合による新しい価値を創造し、社会に貢献し続けています。
平素より格別のご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
株式会社NKBは1948年の創業以来、鉄道会社とともに歩み、駅空間をより快適に、より豊かにすることを使命に、交通広告をはじめ、IT・アート・食関連事業など幅広い領域で日本の交通文化の発展に寄与してまいりました。
社会や企業に求められる役割は常に変化しています。駅空間のIT・デジタル化の加速やライフスタイルの多様化により、OOH広告は単なる情報伝達にとどまらず、人々の暮らしや文化、地域社会を豊かにする「コミュニケーションの架け橋」としての役割を担うようになっています。
NKBグループは、OOHメディアの開発力、デジタルメディアの運用力、空間を彩るパブリックアート事業、さらに独自コンテンツを活かし、生活者に最適なメディアプランニングを提供してきました。これまでの歩みは、多くの皆様からの信頼とご支援に支えられた成果であり、私たちはその期待に応えるべく挑戦を続けてまいります。
私たちは「街をメディアに、人に新しい体験を」という理念のもと、OOHとデジタルの可能性を融合させ、これからも新しいメディアを創造し続けます。そして社員一人ひとりが挑戦と創造を重ねることで、お客様、パートナーの皆様、そして社会全体に貢献できる企業を目指してまいります。
今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
代表取締役社長 外谷 敬之