ステンドグラス
ステンドグラスの制作は、設置空間や光源を確認し、原画に最もふさわしいガラスを選ぶことから始まります。原寸大の製作図を基に脳裏に完成イメージを描きながら構成を設計します。作品の世界観を余すところなく表現するには、原画や素材への深い理解に加え、経験に裏打ちされたセンスやひらめきも必要です。使用するのは中世から受け継がれる希少な手吹きのドイツ製アンティークグラスで、最高峰と言われる透明度と輝きは息を呑む美しさです。
「人が集まる場所を、人の心が豊かになる場所にしたい。」
見る人に喜びと潤いを与えるとともに、人々の生活の中に当たり前のようにアートが存在する世の中を作りたいという想いから、半世紀にわたり、駅や空港をはじめ、学校、病院、行政施設、企業などの国内外のさまざまな公共空間にステンドグラスや陶板レリーフ、モニュメント彫刻などのパブリックアートを企画制作・設置をしてきました。
ステンドグラスと陶板レリーフという特性の異なる2つの手法を用い、日本画や漫画、アニメなどの作品を、職人が専門の知識と熟練の技で大型壁画に再構築し、自社工房で企画から制作、設置までを一貫して行なうことにより、世界でも類を見ないアプローチのアートを確立しました。それが、私たちの「クレアーレアート」です。
ステンドグラスの制作は、設置空間や光源を確認し、原画に最もふさわしいガラスを選ぶことから始まります。原寸大の製作図を基に脳裏に完成イメージを描きながら構成を設計します。作品の世界観を余すところなく表現するには、原画や素材への深い理解に加え、経験に裏打ちされたセンスやひらめきも必要です。使用するのは中世から受け継がれる希少な手吹きのドイツ製アンティークグラスで、最高峰と言われる透明度と輝きは息を呑む美しさです。
陶板レリーフの魅力は、温かみのある土の風合いや釉薬の趣ある色彩、精緻で大胆な立体表現にあります。可塑性に優れた信楽の土をベースにブレンドし、原画を三次元で解釈した小型模型をもとに実寸で造形。設置環境や目線を考慮し調整を重ねます。6500色以上を有する釉薬は、調合の仕方、土との相性や焼成条件で作品の表情を無限に変え、彫刻と施釉の妙が融合した作品は、緻密な構想と偶発性が織りなす唯一無二のアートです。
私たちのパブリックアートは、NKBが運営する国内最大級の工房「クレアーレ熱海ゆがわら工房」で、高度なスキルをもつ職人たちの協働によって作られています。多様なジャンルの作家とのコラボレーションで、これまでに560点以上の作品を生み出し、津々浦々の公共空間を彩ってきました。工房では今日も職人たちが原画と向き合い、表現の可能性を模索しながら、誰も見たことのない壁画作品を創造すべく挑戦を続けています。
建物の建て替えや様々な事情により、移設が必要になったアートの取り外し、補修、再設置まで行います。