「人が集まる場所を、人の心が豊かになる場所にしたい。」
見る人に喜びと潤いを与えるとともに、人々の生活の中に当たり前のようにアートが存在する世の中を作りたいという想いから、半世紀にわたり、駅や空港をはじめ、学校、病院、行政施設、企業などの国内外のさまざまな公共空間にステンドグラスや陶板レリーフ、モニュメント彫刻などのパブリックアートを企画制作・設置をしてきました。
ステンドグラスと陶板レリーフという特性の異なる2つの手法を用い、日本画や漫画、アニメなどの作品を、職人が専門の知識と熟練の技で大型壁画に再構築し、自社工房で企画から制作、設置までを一貫して行なうことにより、世界でも類を見ないアプローチのアートを確立しました。それが、私たちの「クレアーレアート」です。

大阪モノレール ラッピング列車「生命の旅号」

現代美術作家ヤノベケンジ氏の原画「生命の旅」を、大阪モノレール2000系18編成にデザイン展開。地球環境の試練に向き合う時代に「人々や生物に、猫のように寄り添って見守り、旅する勇気を与えて欲しい」という願いが込められています。モノレールの高さを活かした浮遊感あふれるアートであり、同原画は大阪空港駅のステンドグラスとしても設置され、旅の始まりを見守る象徴となっています。

三沢空港”りんご提灯ジャック” 壁面ラッピング

青森県・三沢空港で開催された、森本千絵氏プロデュース「りんご提灯ジャック」。りんごをはじめ、青森の特産物をかたどった大小さまざまな“ねぷた”が空港を彩り、青森空港に設置されたステンドグラス作品「青の森 へ」を再現した壁面ラッピングを実施しました。この作品は森本氏が原画・監修を手がけ、青森の名所として知られる奥入瀬渓流や十和田湖、青森ねぶた祭の跳人など、青森らしい光景を鮮やかな色彩で表現しています。

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VICHY CREARE Art Street Exhibition

フランス・ヴィシー市で開催された「VICHY JAPON 2021」のアートイベントで、日本交通文化協会が企画、クレアーレ熱海ゆがわら工房が制作した大型ステンドグラスや陶板レリーフを原寸大印刷で展示。建物の窓に透過シートを貼ったり、キャンバスを天井から吊るすなど多彩な手法で街を彩りました。日本の文化や風情を表現した「クレアーレアート」が国境を越え、フランスの町並みを鮮やかに演出しました。

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