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人間国宝・玉那覇有公先生によるステンドグラス「いのち輝く八重山(やいま)」

2014年3月7日(金)、 新石垣空港に新しいシンボルが誕生します

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  • 石垣空港

人間国宝・玉那覇有公先生によるステンドグラス「いのち輝く八重山(やいま)」

■設置場所:新石垣空港旅客ターミナルビル チェックインロビー(西側)2F(石垣市字白保1960-104-1)

公益財団法人 日本交通文化協会(所在地:東京都千代田区有楽町1-1-3東京宝塚ビル、理事長:滝 久雄/ 以下、当協会)

は、「ゆとりと潤いのある文化的公共空間の創造」を目的に、全国の駅や空港をはじめとするパブリックスペースにアート作品を制作・設置する事業を推進しています。

【概要】

開港1周年を迎える新石垣空港旅客ターミナルビル チェックインロビー(西側)2Fに、新たなパブリックアート作品「いのち輝く八重山(やいま)」が誕生し、完成除幕式が3月7日午前11時30分から同所にて開催されます。
当協会の通算501作目となるこのパブリックアート作品「いのち輝く八重山」は、地元・石垣島ご出身で、重要 無形文化財「紅型」保持者(人間国宝)である玉那覇有公先生の原画による「ステンドグラス」で、「強い日差しを受けて、海や山、すべてのいのちが輝く八重山は、ここを訪れる人たちもまた、輝くことのできる島」という想いが、沖縄が育んだ紅型の「鮮やかな色」と「繊細な形」で表現されています。
このステンドグラス「いのち輝く八重山」が、新石垣空港の新しいシンボルのひとつとなり、石垣の空の玄関を行き交う皆様にゆとりと潤いを与えながら、末永く親しみを持って愛されることを願っています。

【作者プロフィール】
玉那覇有公(たまなは ゆうこう)
1936年 石垣島生まれ 染織家(琉球紅型)

• 1996年 重要無形文化財 「紅型」保持者(人間国宝) に認定される。
• 琉球紅型宗家城間家十四代・城間栄喜(しろま えいき)に師事。
伝統的な紅型技法を習得後も各種 の古染型が伝える意匠や技法についての研究を重 ねながら技の錬磨に努めている。
• 沖縄産生地の風合いを生かしながら現代感覚に 沿った作品を発表して高い評価を得ている。
• 沖縄の風景、海の情景、道に咲く花など、心に残ったもの、魅力を感じたものをスケッチして図案の基 本としている。
デザインには特に沖縄の草花が多く 使われ、色彩も華やかで美しい。

【ステンドグラスの詳細】
• サイズ:幅 7.2m 高さ 3.4m
• 2013年夏から原画の制作を開始。その後、当協会, のクレアーレ熱海ゆがわら工房(所在地:静岡県熱 海市泉230-1)で、 4人のステンドグラス・マイスター が約半年かけて制作しました。
• ヨーロッパ中世からの伝統的な製法で現在も手作りされている「アンティークグラス」を使用。 作品全, 体は約2, 000のガラスピースから成っています。
• 紅型の繊細な模様や線を表現するために、ガラスに 絵を描いて焼き付ける「絵付け」などの特殊加工も, 施しています。
•「絵付け」には、鉄や銅などの金属とガラスの粉末か, ら出来ている「グリザイユ」と呼ばれるステンドグラ ス専用の顔料を使用。絵付けされたガラスは630°Cで焼き付けられます。
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