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福井爽人先生によるステンドガラス 「光彩の大地」

旭川空港に新たなシンボルが誕生!

  • 旭川2
  • 図1

公益財団法人 日本交通文化協会は、北海道の空の玄関・旭川空港旅客ターミナルビル1階(北海道上川郡東神楽町東2線16号98番地)に、新たなパブリックアート作品の設置を企画し、財団法人日本宝くじ協会の「社会貢献広報事業」の助成を受けて4月より制作が開始され、このたび、完成除幕式が9月27日(土)より同所にて開催されました。 当協会の通算503号となるこのパブリックアート作品は、「光彩の大地」と題されたステンドグラスによる作品で、旭川市出身の日本画家、福井爽人(ふくいさわと)先生が旭川空港のために描き下ろした原画を元に制作されました。 このステンドグラス作品「光彩の大地」では、四季折々豊かな変化に富む、透明で澄み切った北の大地の美しい風景への讃歌が表現されています。 このステンドグラス作品「光彩の大地」が、旭川空港の新しいシンボルのひとつとなり、北海道の空の玄関を行き交う皆様にゆとりと潤いを与えながら、末永く親しみを持って愛されることを願っています。

【作者プロフィール】
福井爽人(ふくいさわと)
日本画家
1937年北海道旭川市生まれ
東京藝術大学 名誉教授、日本美術院 同人・理事
東京藝術大学大学院修了。故 平山郁夫画伯門下で1991年から母校の日本画科教授を務める。
中国、インドなどを度々旅行、静かで穏やかな東洋の美を追い続ける。
代表作に「桜島」、「古陽」、「秋影」、「城下」、「夜のオアシス」など。


【ステンドガラス詳細】
• サイズ:幅 4.5m(左)/幅 6.8m(右) 高さ 2.5m
• 福井先生による原画を元に、原寸大制作用型紙の作成→ガラス選び→ガラスカット→福井先生による特殊加工
(絵付け)→仮組み・検査→鉛桟への組み込み→ハンダ付け→パテ詰め→仕上げ・最終検査等を経て、2014年9月27日(土)のお披露目を迎えます。
• ステンドグラスには、ヨーロッパ中世からの伝統的な製法で現在も手作りされている「アンティークグラス」を使用。
作品全体は約3,200のガラスピースから成っています。
• ガラスに絵を描いて焼き付ける「絵付け」などの特殊加工も施しています。この「絵付け」には、鉄や銅などの金属とガラスの粉末から出来ている「グリザイユ」と呼ばれるステンドグラス専用の顔料を使用。
絵付けされたガラスは専用の窯で焼き付けられます。
• クレアーレ熱海ゆがわら工房(所在地:静岡県熱海市泉230-1)で、6人のステンドグラス・マイスターが約半年かけて制作しました。

公益財団法人 日本交通文化協会

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