倉敷出身の日本画家・森山知己氏による原画デザイン・制作監修
岡山空港に桃太郎のステンドグラスが誕生!
株式会社エヌケービーは、岡山空港旅客ターミナルビル2階国際線出発ロビーに、桃太郎を描いた大型のステンドグラス作品を設置しました。このパブリックアート作品は、岡山県倉敷市出身の日本画家、森山知己(もりやま・ともき)氏が岡山空港のために特別に描き下ろした原画を元にしたステンドグラスで、静岡県熱海市内にあるクレアーレ熱海ゆがわら工房の職人が約半年かけて制作したものです。日本文化を想起させる浮世絵的なビジュアルで桃太郎たちが今まさに動き出さんとする姿が表現されており、岡山空港を行き交う人の心に「これから始まる旅への期待や希望」を与えるような、美しい輝きを放つ作品になりました。
■森山知己氏プロフィール
日本画家、1958年生まれ。
東京での画家活動を経て、1996年にふるさと岡山県へと拠点を移し吉備高原の自邸兼アトリエで制作活動中。
作家であると同時に日本画家として伝承されるべき描法や画材の研究を行い、
その知識と経験により、尾形光琳によって描かれた国宝「紅白梅図屏風」の再現を行いました。
■クレアーレ熱海ゆがわら工房について
芸術文化の振興および安協芸術推進活動の一環として、熱海と信楽で
ステンドグラス、陶板レリーフ、彫刻、モニュメントなどパブリックアートの研究や制作支援を行っています。
建築家・隈研吾氏の設計によるクレアーレ熱海ゆがわら工房は、釉薬研究施設、焼成サンプル室、ステンドグラススタジオ、
ショールーム等も完備され、数多くのアーティストとのコラボレーションが展開される第一級のパブリックアート創造拠点です。