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日本を代表する世界的漫画家、水木しげる氏によるパブリックアート

米子鬼太郎空港に妖怪のステンドグラスが誕生!

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 株式会社エヌケービーは、米子空港ビル2階出発フロアに、妖怪を描いた大型ステンドグラスを設置しました。このパブリックアート作品は、鳥取県境港市出身の日本を代表する世界的漫画家、水木しげる氏が今までに生み出してきた妖怪たちが大集合した作品で、株式会社水木プロダクション監修のもと、静岡県熱海市内にあるクレアーレ熱海ゆがわら工房の職人が制作したものです。ちょっとこわいけれど、それでいて懐かしい感じがする「妖怪たちの森」が、光輝くステンドグラスになって空の玄関を彩ります。

◼︎作品について
題名 「妖怪たちの森」
原画監修 水木しげる氏
設置場所 米子鬼太郎空港ビル2階国内線・国際線出発口前(鳥取県境港市佐斐神町1634番地)
規模 幅 約10.2m、高さ 約2.8m  使用ガラス数:約2,600ピース

この作品は、手作りのガラス「アンティークグラス」をはじめ、ヨーロッパ発祥の伝統的な素材、技法により制作された大型ステンドグラスです。妖怪たちやそれを取り囲む植物の細かな表情は、職人が丹念に「絵付け」をして表現。専用の絵具「グリザイユ」でガラスに絵を描き、焼成して定着させるこの作業は、1000年以上昔から変わらない伝統技法の一つです。まさにヨーロッパの伝統と「漫画」・「妖怪」という日本的なテーマが融合した作品だといえます。

◼︎水木しげる氏プロフィール
1922年生まれ(享年93歳) 鳥取県境港市で育つ。太平洋戦争時、激戦地であるラバウルに出征、爆撃を受け左腕を失う。復員後紙芝居画家となり、その後貸本漫画家に転向。代表作に「ゲゲゲの鬼太郎」「河童の三平」「悪魔くん」など。1965年 「別冊少年マガジン」に発表した「テレビくん」で第6回講談社児童まんが賞受賞。1991年紫綬褒章、2003年旭日小綬章受章。故郷の鳥取県境港市に「水木しげる記念館」が開館。2007年 「のんのんばあとオレ」がアングレーム国際漫画フェスティバル最優秀コミック賞受賞。2009年 「総員玉砕せよ!」アングレーム国際マンガフェスティバル遺産賞受賞。2010年文化功労者受章。2012年 「総員玉砕せよ!」ウィル・アイズナー賞最優秀アジア作品賞受賞。

◼︎クレアーレ熱海ゆがわら工房について

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