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日本を代表する彫刻家・デザイナー、五十嵐威暢氏による大型パブリックアート

北海道新幹線 新函館北斗駅に光のアートが誕生!

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 株式会社エヌケービーは、北海道新幹線 新函館北斗駅2階自由通路改札前に光のアート、ルーチェ・アルテを設置しました。このパブリックアート作品は、北海道滝川市出身の彫刻家・デザイナー、五十嵐威暢氏が大沼国定公園を中心に拡がる北海道道南の豊かな自然をテーマに特別に描き下ろした原画をもとにした「ルーチェ・アルテ(Luce Arte):手吹きガラスを使った新しい光の造形」で、静岡県熱海市内にあるクレアーレ熱海ゆがわら工房の職人が制作したものです。

◼︎作品について
題名 「ムクムク 水と光と大地に捧げる詩」
原画監修 五十嵐威暢氏
設置場所 北海道新幹線新函館北斗駅2階自由通路改札前(北海道北斗市市渡)
規模 作品の端から端:幅 約16m、壁面高さ:3,050ミリ、床面から壁面下まで:3,075ミリ(ガラス数:420ピース、約85色を46パネルで構成、使用LED数:4,322個※5台合計)

この作品は、大沼国定公園を中心に拡がる北海道道南の豊かな自然は、清らかな水と光が溢れる大地の様子に象徴されています。山の存在感と湖面の輝きと花の彩と樹木のざわめきが一体となって、人の心に未来と希望と元気を運んで来るように、手吹きガラスを使った新しい光の造形 (ルーチェ・アルテ Luce Arte)として、この作品を制作しました。(五十嵐威暢氏・談)

◼︎五十嵐威暢氏プロフィール
彫刻家・デザイナー、1944年北海道滝川市生まれ。
1968年多摩美術大学デザイン科卒業後、渡米。カリフォルニア大学ロサンゼルス校 (UCLA)大学院修士課程修了。1970年イガラシステュディオを設立。1975年より1年間 UCLAの専任講師を務める。アクソノメトリック図法によるアルファベット作品を発表、世界的に注目される。また国内外の多くのVI計画を手がける。1980年代には、プロダクトデザインの分野にも進出。ニューヨーク近代美術館のグラフィック、プロダクトを制作。代表作に、同館のためにデザインした立体的数字によるカレンダーがある。その後、国際グラフィック連盟(AGI)会員となり89年まで6年間理事を務める。1994年ロサンゼルスへ本拠を移して彫刻家へ転身。2005年、故郷滝川市のプロジェクトを機に帰国、日本各地のパブリックアートを制作し続けている。 後世の育成にも積極的に関わり、千葉大学、カリフォルニア大学(UCLA)で教鞭を、多摩美術大学美術学部二部(後の造形表現学部)の創設に参加。日本初のコンピューターによるデザイン教育の基礎作りに参画、初代デザイン科学科長を務めた。代表作はニューヨーク近代美術館をはじめ、世界35カ所以上の公立美術館に永久保存され、個人作品集は現在までに、日本・中国・韓国・ドイツ・スイスで出版されている。外務大臣表彰、勝見勝賞、毎日デザイン賞、IFデザイン賞、グッドデザイン賞など多数受賞。道内の代表作に、滝川市一の坂西公園の高さ21mの鉄の彫刻「愛称:ニョキニョキ」、札幌駅の星の大時計、JRタワーのロゴマーク、滝川市立病院の木の彫刻「cosmos」、望楼 NOGUCHI登別のロゴマーク及び彫刻、大通BISSEのエントランスに浮かぶ木の彫刻「sky dancing」、札幌駅パセオ地下広場の幅18mのテラコッタの壁面彫刻「テルミヌスの森」などがある。2002年には五十嵐アート塾を設立し、地域の人たちと芸術・デザイン・まちづくりを学び合う活動を試み始める。多摩美術大学学長を満期退任し、2015年4月、同大学名誉教授に就任。

◼︎クレアーレ熱海ゆがわら工房について

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