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日本を代表する画家・山口晃氏 原画・制作監修

日本橋の歴史と変遷を表現した大型ステンドグラス『日本橋南詰盛況乃圖』を設置!

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 株式会社エヌケービーは、大型ステンドグラス『日本橋南詰盛況乃圖』(にほんばしみなみづめせいきょうのず)を製作し、東京メトロ銀座線「日本橋駅」のB1出口付近に設置しました。

 当作品は、商業の街として発展を遂げてきた日本橋南詰の街並みを、江戸から現代までの時空を混在させて描かれています。江戸時代の屋敷や木造の日本橋、首都高速道路に高層ビル群など、それぞれの時代の象徴的な建物が細部に渡り描写され、当時の様子がわかる所もあれば時代による変化を一目にできる所もあります。

 原画・制作監修を務めたのは、日本の伝統的絵画の様式を用い、人物や建築物などを緻密に描き込む作風で知られる画家の山口晃氏。この精緻で独創的な世界観をステンドグラス作品として表現するにあたり、使用したほぼ全てのガラスピースに専用の絵具で描画し焼き付ける「絵付け」を施しました。山口氏による徹底的な監修のもと、「クレアーレ熱海ゆがわら工房」の職人6人が約1年かけて製作しました。



◆作品について
題名:日本橋南詰盛況乃圖
原画・制作監修:山口 晃氏
設置場所:東京メトロ銀座線「日本橋駅」B1出口付近
規模・仕様:縦 約2.1m×横 約6.0m、LED内蔵のステンドグラス
協賛:株式会社髙島屋


◆山口 晃氏プロフィール
1969 東京都生まれ、群馬県桐生市に育つ
1994 東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
1996 東京芸術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修士課程修了

受賞歴:
2001 第4回岡本太郎記念現代芸術大賞 優秀賞
2013 自著『ヘンな日本美術史』(祥伝社)にて第12回小林秀雄賞
2017 桐生市初の藝術大使に就任

日本の伝統的絵画の様式を用い、油絵という技法を使って描かれる作風が特徴。都市鳥瞰図・合戦図などの絵画のみならず立体、漫画、インスタレーションなど表現方法は多岐にわたる。
成田国際空港のパブリックアート、富士山世界遺産センターシンボル絵画を手がける一方、新聞小説や書籍の挿画・装画など幅広い制作活動を展開。
2021年7月6日から11月7日までZENBI-鍵善良房-(京都)にて個展開催予定。

◼︎クレアーレ熱海ゆがわら工房について

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