1. TOP
  2. ニュース&トピックス
  3. えちぜん鉄道福井駅に大型ステンドグラス『ジュラシックえちぜん』誕生
  • パブリックアート

文化勲章受章で画家の絹谷幸二氏が原画・監修したパブリックアート作品

えちぜん鉄道福井駅に大型ステンドグラス『ジュラシックえちぜん』誕生

  • 福井ダイジェスト_066 のコピー

 株式会社エヌケービーは、えちぜん鉄道株式会社の協力のもと、一般財団法人日本宝くじ協会の「社会貢献広報事業」の助成を受け、えちぜん鉄道福井駅の改札口横に大型ステンドグラス『ジュラシックえちぜん』を製作・設置しました。

 人類最古の壁画技法であるアフレスコ画を極めた画家で文化勲章受章者の絹谷幸二氏が原画・監修を務め、約2か月かけて原画を描き下ろしていただきました。その原画をもとに、「クレアーレ熱海ゆがわら工房」の7人のステンドグラス職人が、約6カ月かけて製作しました。

 全171色1,327ピースにおよぶ手吹きのアンティークグラスで構成される本作品は、福井県で発掘されたフクイティタンやフクイベナートルをはじめとする恐竜たちと、山々の自然や広い青空、えちぜん鉄道の車両やそのアテンダント、永平寺、丸岡城、一乗谷朝倉氏遺跡、東尋坊、福井県のマスコットキャラクター「はぴりゅう」、鯖江めがねなど、福井県を代表する陸海空の風物が、自由に、ダイナミックに、色鮮やかに表現されています。



◆作品について
題名   :ジュラシックえちぜん
原画・監修:絹谷幸二(画家)
設置場所 :えちぜん鉄道福井駅改札口横
規模   :縦 約2.8m、横 約7.1m(LED内照式)


◆絹谷幸二氏プロフィール
1943年生まれ 奈良県出身
東京藝術大学を経て1971年のイタリア留学によってアフレスコ(壁画技法)をさらに深め、帰国後、歴代最年少にて画家の登龍門である安井賞を受賞。多彩な技法を駆使し、エネルギーに満ちあふれた独自の画風を確立した。現在はシュルレアリスムと抽象表現主義を総合したような画面構成に吹き出しを組み込む事で、現代的な具象画の探求を行っている。2008年には渋谷駅の壁面にパブリックアートを設置、2014年には文化功労者に選出、2021年には文化勲章を受章し、美術と社会を結びつける幅広い活動も行っている。若手芸術家を奨励する「絹谷幸二芸術賞」(産経新聞主催)が2023年から始まる。

◼︎クレアーレ熱海ゆがわら工房について

このページのTOPへ