コミュニケーション開発室ではどんな仕事はしていますか?
コミュニケーション開発室は、当社より分社化した「ぐるなび」と連携し、「食」を切り口としたプロモーションを手掛けております。
クライアントには食関連企業が多く、商品開発やシェフのキャスティング、そして流通向けキャンペーン設計など多岐に渡ります。また、レストランフェアや料理人コンテスト、マルシェなど食コンテンツの企画運営も担当しているため、プロデュース能力が特に要求される仕事です。
一番印象に残っている仕事は何ですか?
某大手食品メーカーA社のプロジェクトです。
対象商品は、化学調味料の印象があったため、シェフが扱うようなプロ用としては、良いイメージを持たれていませんでした。そこで、商品を正しく理解頂くために、飲食店オーナーやシェフ向けのホームページを作成しました。もともと家庭向けにあったレシピ集を、プロ向けのレシピ集として作ったのです。そのために、料理学校やプロのシェフにご協力頂きながら、A社商品を使った和・洋・中のレシピを取り揃えました。また、繁盛店の活用事例なども載せました。
最も苦労したのは、シェフの方々にいかにサイトを見て頂くか。「ぐるなび加盟店」にサンプリングしたり、販促キャンペーンなどで、シェフとA社の接点を創り出しました。その他、A社のイントラサイトを作成し、業務進捗や成功事例、営業先の導入事例など、共有できるようにしました。
広告会社としてクライアントの営業改善にまで入り込めた事は、とても感慨深いプロジェクトとなりました。
どんな広告マンを目指していますか?
目下、「食に関する広告」のプロフェッショナルを目指しています。
美味しさを演出するコーディネートやシェフについての知識を誰よりも知っている広告マンになりたいですね。