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新卒採用情報

2019年度卒新卒採用のご案内

エントリー
inomata face2014
営業部
猪股康輔
2005年新卒入社
法律学部卒

自分の仕事について

娘さんの写真を見ながら

 2005年新卒入社の営業十年目です。そのうちの四年半は大手総合広告会社のOOHメディアセクションでプランナーとして、常駐させていただいていました。そこでの経験や視点はとても貴重で、今の自分の仕事に臨むスタンスを形成しています。NKBの強みを客観的に知ることもできました。いま現在はNKBに戻り、営業としてクライアント様と直接関わりを持たせていただきながら、OOHに限らずいろいろなお仕事をさせていただいています。
 これまではメディアセクションに居たということもあり、今あるニーズに素早く正確に応えるというのがミッションの大半でした。ですが、クライアント様と直接お話しをしているともっと「新しいニーズを堀り起こす」領域に踏み込む必要があると感じるようになりました。
 NKBは様々な広告メディアの開発実績や、食の情報流通スタイルを変革した「ぐるなび」を生み出してきたことからもわかるように、常にINTERACTIVE COMMUNICATIONを創造してきた企業です。そのDNAを受け継いでいくためにも、今後も積極的に新しいニーズを掘り起こし、クライアント様やビジネスパートナーと共に成長していかなければなりません。そのためにもっと個人やチーム単位でスキルアップ、スピードアップし、常に上を目指していかなければならないと思っています。

一番印象に残っている出来事は?

 2011年の大震災直後、食品メーカーに勤めていた父から、「東北に食料品を届けるために、とにかく工場をフル稼働だ。採算がとれなくてもとにかくやる。これは食品メーカーとして当然の使命だ」という言葉を聞いたことです。それまでいろいろな企業様の広告をお手伝いしてきた私は、父のその言葉に深く考えさせられました。
 広告を企画する際には、いかに目立たせて認知を獲得するか、いかにクライアント様の売上に貢献できるか、ということだけを考えていました。もちろんそれが前提として大事なことに変わりはありませんが、父の言葉を聞いてからはその先にあるクライアント様の社会的使命に対して、今回の広告が何かしらの意義を持つものにしようと意識するようになりました。
 われわれ広告会社は、被災地に直接食料品をたくさんお届けするようなことはできませんが、クライアント様の社会的使命や価値観を、広告を通して広く伝えるお手伝いをすることはできます。
 父の想いを聞き、このような考え方を持つに至ったことは、私の大事な出来事の一つです。 

仕事と生活の両立について

 ある書籍で見かけた「ワーク・ライフ・インテグレーション」という言葉がしっくりきます。仕事と生活のバランスを取るのではなく、うまく重ね合わせ、相乗効果として双方を充実させていくという考え方です。
 休日に家族を連れてクライアント様のイベントや店舗に訪れることで新たに発見することもありますし、その家族との会話の中に新しい提案のヒントが潜んでいることもたくさんあります。普段買わないブランドの食料品を買って家で楽しんでみたり、女性や子ども目線でのあれこれを聞いてみたり、そうやって自分の中だけでは見えてこないインサイトを発掘できる機会があるというのはとてもありがたいことです。

成長したなと感じた瞬間 / これからの目標

 クライアント様から業務領域を超えて意見を求められたときです。「猪股さんの意見を聞きたい」というご相談は、一人の人間として向き合っていただける、そんな関係値ができたからこそだと感じます。
 成長といわれると、あまり成長してないですね。ただ、話すうちに相手の本当に感じている部分が、だいぶわかるようになった気はします。そのせいか、がむしゃらにとりあえず何でもやってみるという姿勢から、これは自分が夢中になれると感じるかどうかで判断することが多くなったように思います。そのあたりの嗅覚が磨かれたというか、自分で納得しないとやらない頑固さが出てきました。これって、成長じゃないですね。でも「好きこそ物の上手なれ」という言葉ではありませんが、自分が夢中になれることを、時に苦しみながら精一杯やった方がモチベーションを高められますし、結果としてクライアント様にとって良いアウトプットができるのだと思います。

 これからの目標は先にもお話ししたように「ニーズを掘り起こす仕事」を増やしていくことです。私が今携わっている仕事は「今、カタチとして存在している製品・サービスを売り込むための広告」の仕事がほとんどですが、もっと「次」を生み出す仕事を増やしていかないとマズイと思っています。
 クライアント様がまだビジネス化されていない領域を見つけて、ビジネス提案し、広告も含めてサポートする、そのような仕事を増やしていきたいです。実際にNKBにはそのミッションを背負っているチームもありますし、クライアント様のビジネス領域の拡大に少なからず貢献していると思います。

猪股康輔からのメッセージ:就活生のみなさんにアドバイス

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 まず行動してください。気になる企業があったら実際にその会社の人に会う手段を考えて実行し、気になることを確かめてみてください。どうしても会えないのならばオフィスに出向いて社員の顔を直接見に行ってみてください。気になる起業家やリーダーがいたら、セミナーや講演会をやっていないかどうか調べてみてください。必死に自分の将来を考えている学生から「あなたの話を聞いてみたい、私の話を聞いて欲しい」とアプローチされて嫌な気になる人はあまりいないでしょう。
 今は非常に手軽にいろいろな情報を収集できるようになりました。だからこそ直接体験した時の自分自身の直感を信じることが大事だと思います。自分で判断したことならば後々で言い訳もできません。自分自身のスキルや経験を伸ばせる環境を必死になって探す。そのためのチャンスが溢れんばかりにあるのが就職活動をしている今だということを忘れずに、精力的に動いていってください。

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